【スマートウォッチ】AppleWatch Series3からXiaomi MiWatchに買い換えた結果〜コスパは高いが、価格相応〜
今回は、いままで使っていたApple Watchが壊れてしまって、新たに購入したXiaomiのMiWatchをしばらく使い込んだので、今更だが、レビューしていく。
なぜXiaomiMiWatch を買ったのか
今回Xiaomi MiWatchを購入したのは、今まで使っていたApple Watch series3が壊れてしまったからである。具体的には、画面の一部が完全に壊れて、表示できなくなっていた。それでも通知を確認する為の通知時計として機能していたので、騙し騙し使っていたが、ついに完全に何もできない状況になってしまった。充電もされないし、画面も映らない。完全なジャンク品になってしまった。そこで、前々から気になっていたXiaomiのMiWatchを購入することにした。アマゾンでは現在14000円ほどで販売されており、スマートウォッチの価格帯的にはミドルクラスといったところ。
因みに筆者はメルカリの状態の良いものを8000円で購入した。
開封
付属品としては、本体の他に充電用のケーブル、説明書、保証についての注意書きが入っていた。充電のケーブルは50cmくらいしかなく、個人的にはもう少し長ければ嬉しかった。
本体のデザインとしては非常にシンプルな丸型で、右側にボタンが二つだけついている。
個人的にはかっこいいと思う。
付属のバンドはシリコン製で柔らかい。
裏面には各センサーが搭載されている。側面及び背面はプラスチックで、質感は正直値段相応と言ったところ。
やはり、質感の良さはApple Watchの方がずっと良い。
基本操作
手首に装着した状態で持ち上げると文字盤が表示され、その状態で本体右側面にあるHOMEボタン押すと、アプリ一覧が表示される。尚、アプリを追加で入れることは出来ない。
文字盤が表示されている状態で長押しすると、文字盤を切り替えることができる。
また、文字盤が表示されている状態で右が左にスライドされると、各種アプリにアクセスすることができ、上からスワイプで通知の表示、下からスワイプでコントロールセンターにアクセス出来る。
機能の紹介
設定
設定はMiFitnessというアプリで行う。勿論、iOS Android両方に対応している。本体起動後、画面の指示どうりに設定を進めて行くと、下のような画面になる。
アプリでは、健康 ワークアウト デバイス プロフィールの項目があり、細かく情報をみたり各種設定を行う頃ができる。
文字盤
文字盤はスマートフォンのアプリ側からダウンロードする仕組みになっている。
様々な文字版が揃っており、気に入ったものを本体にダウンロードできる。
ダウンロードできる数には制限があり、Apple Watchのように文字盤のカスタマイズなどは出来ない。
ワークアウト
スマートウォッチの代表的機能の一つであるワークアウト。
ランニングやサイクリングなどの基本的な物はもちろん、かなり豊富なワークアウトの計測ができ、117種類に対応している。本体右側面にあるSPORTボタンを押すと、すぐにワークアウトを開始できる。
プリセットとしてよく使うものだけを登録できるので、なかなか便利である。
アプリ側から過去のデータを見る事が出来る。
勿論本体からも見る事ができる。
活動計
消費カロリーや、歩数、立ち時間など、基本的なことは分かる。
特別優れている点はないと思う。
通知
スマホに来た通知を表示できる。但し、画像は表示されなく、返信なども出来ない。
あくまでもスマホにきた通知の確認程度。
アプリごとに個別に通知を来るようにするか設定できる。
しかし、この設定項目にないアプリは「その他」として振り分けられている為、設定項目にないものは全て通知を来るようにするか全て来ないようにするかしか選べない。
心拍数
背面のセンサーを利用して心拍数を計測できる。設定で心拍数をオフにすることもできる。
その場合、電池持ちはかなりよくなる。
平均心拍数や、脂肪燃焼なども分かる。
精度的にはApple Watchと大差はないだろう。
スマートフォンのアプリで確認することもできる。
血中酸素濃度
Apple Watch series6で初めて搭載された血中酸素濃度をこの価格のスマートウォッチで使う事ができる。
測定時は安静な状態で時計を上に向けた状態のみで計測できる。注意書きもあるが、医療機器ではないので、あくまでも参考程度に使うのが良いだろう。心拍数同様アプリで確認できるが、自動計測は出来ない。
カメラシャッター
大抵のスマートウォッチにはついているシャッター機能。
スマートフォンのカメラを起動している状態でボタンを押すとシャッターが切れる。
Apple Watchのように映し出されている映像を確認したりは出来ない。
Always on display
本体の設定のディスプレイ→ディスプレイ消灯をオンにすると、常時表示が可能になる。
常時表示用の文字版は決まっていて、8種類から選ぶことが出来る。
但し、バッテリー持ちはかなり悪くなる印象
その他
イマイチだと感じた点
バイブレーション
スマートウォッチにおいてバイブレーションは個人的にとても重要な機能だと思っている。
このスマートウォッチにも通知の機能はついているが、音が非常にうるさい。今まで、Apple Watchを使っていて、通知のバイブレーションがうるさいと思ったことはなかった。静かな部屋で鳴っても周りに迷惑になることもなく、しかしバイブが弱いこともなく、自分はしっかり通知の気づくことが出来ていた。しかし、MiWatchの場合、静かな部屋の場合、確実に周りに聞こえるだろう。なので、私は通知を鳴らしたくない場面ではおやすみモードにして通知がならないようにしている。
設定でバイブレーションの強さを変えられるのかなと思い、設定項目を覗いてみたが、標準、強化、の二種類しかなかった。
スリープ復帰がたまにもたつく
画面が消灯している状態から手首を持ち上げた時に一発で画面が点灯しないことがある。というかセンサーの感度が弱いように感じる。時間を確認したい時にすぐに時計が表示されなくてストレスに感じることがよくある。結局ボタンを押して確認することがよくあるので、常時表示をオンにして常に時間だけは確認できるようにしている。
フォントが所々簡体字になっている
中国企業なので仕方ないのかもしれないが、所々フォントが日本語になっていない部分があった。日本で正規に販売されている物なので、日本語の誤字は辞めてほしいと思った。まぁ感でわかるので使用上特に問題はない。
バンドの交換がしにくい
そこまでバンド交換をする人はそんなにいないとは思うが、このXiaomi MiWatchは裏のバネのようなものを外して行う。
特別難しい訳ではないが、Apple Watchで慣れている私は、少し交換しにくいなと感じた。
GPSの精度はそこまで高くない
ランニングやサイクリングの時にどこを走ったかマップにルートが記されて分かるようになっているのだが、この精度が悪いなと思った。明らかに少しずれて表示される。ただ、大体わかるので、そこまで大きなデメリットということでもない。
Bluetooth接続の安定性が悪い
正直これはかなりガッカリ。もしかしたら私のiPhoneのせいかもしれないし、個体差もあるのかもしれないが、時々Bluetoothの接続が切れる。このせいで通知が来なくて困った経験が何度かある。しかしちゃんと安定して使えている人もいるらしいので、こちらの環境が原因の可能性もなくはない。
Apple Watchと比べてどうだったか
結論としては、コストパフォーマンスが良いスマートウォッチということは変わりないが、価格相応というのが今の結論だ。
特にこの価格帯では珍しく血中酸素濃度を測れたり、豊富な文字版があるのが良いと思った。
しかし、Bluetoothの接続がいまいちだったり、バイブレーションがうるさいなどのデメリット(あくまでも私にとって)があるので、Apple Watchの新型が出たらをれを購入しようと思う。